橋輪車いす部↻BOBBYクンのなんくるないさぁ~

車いすのマシーン・パーツ・カスタムなどを紹介してます

MP車いすのまとめ

今回は松永MPの車いすの納車風景をまとめてみました。

先ずは、車いすテニスや車いすバスケで使用できる入門車種『TRYPO』のご紹介。

市のスポーツ協会様よりジュニア向けのテニス車を依頼されました
左側が24インチ仕様・右側が25インチ仕様
必要最低限の構成となっています

今回、この車種を取り扱うのは初めてなのですが、金額の割には中々のクオリティでした。
この画像を見て「あれ、この仕様って?」と思う方は、そのままスルーしてください。

お次は、テニス出張した時にたまたまMPのT-MAXが揃っていたので、記念撮影したら…

なんか、格好よく撮れてしまったのでアップしちゃいます
最近、テニス界でMP率が高くなってきたのは気のせい?誰のせい?
OXのTRシリーズも紹介してますが、MPの依頼を受けることが多い今日この頃


さて、最後は【SuaiⅡ JWX-1Plus】のご紹介。納車の際に写真を撮り忘れてしまったので、役所に提出する時に撮影したものですみません。

初めての取り扱い車種なのに画像を撮り忘れる失態を
今度がいつになるかは分かりませんが、次は詳細説明します
簡単に言うと、女子に人気の車種SuaiⅡに簡易電動が付いたタイプ
後方の子供用のチャリと同系色になったのはたまたまです

橋輪で電動の取り扱いがないと思われてる説がありますが、きちんと取り扱いしていますので、興味ある方は是非声を掛けてください!


以上、サクッとMP車いす紹介でした。

車いすでライブハウス クラブチッタ編

今回の「車いすでライブハウス」の会場は、箱大きめでメジャー所【CLUB TITTA'
会場は昔から知っていますが、観戦するのは初めて。

主催者は安心&安定のDISK GAREGEなので、webでサクッと申請して当日を待つだけ!
クラブチッタ車いす席はステージ横と聞いていたのですが、今回は最後列に台が設置されていました。
観戦アーティストは、いつものNEMOPHILAで最近は車いすの客が結構多い(以前、車いすの人を勧誘したのも増員の原因)。
なので、最後列でないと対応できないのでしょう。

このキャパでこの長い台って、車いす割合の高さが分かる
合計4台プラス、着座の客数名いました

最後列と言っても、箱が小さいのでステージは良く見えるのでOK!
しかし、台の高さがちょっと低い。
こんな時は今回も乗っている↓↓↓

bobbiekun.hatenablog.com

↑↑↑が活躍してくれる♬
では、視界を披露します。

フルスタンドアップ状態だと、こんな視点で逆に目立ち過ぎて恥ずかしい
それと直ぐ後ろがPAで邪魔になるといけないので少し下げましょう

チョイ立ち状態でも充分な視界で、普通に立っていれば180cm以上はあるかも
隣で観戦していた知人は高さが足りなくて終始プッシュアップしていました
便利なマシーンを目の当たりにした知人は、RiseActiveを検討したのは言うまでもない

見えずらい状況だとストレスが溜まってしまい、折角の楽しい場所がつまらなくなってしまうので、この秘密兵器は本当に助かる。2023年の最高の買い物でした!

現在、このRiseActiveを少しずつ改良している最中で、ますます使いやすくなっています。後日レポートする予定です。
橋輪で購入してくれる方には情報提供するので、ご用命は当店へ!と営業してみたり😅

車いすでライブハウス 水戸ライトハウス編

相変わらずチビ箱のライブハウスに通っている今日この頃。
今回の会場は水戸にある『LIGHT HOUSE』にプチ遠征。

ライブハウスはネットで検索しても車いすで入れるか?の情報が殆どないので、
①直接電話して聞く
②外部の写真やグーグルマップで建物外部をチェック
③図面のpdfがホームページに掲載されていることが多いので、内部構造をチェック

ただし、電話でOK!と言われても実際行ってみたらNGなんてのはよくある話なので基本は入れそうならチケット購入しちゃいます。

mito LITE HOUSEは

こんな感じで入口は階段ですが、階段の脇にスロープが設置されていたのをMAPで確認

中に入れても大きな会場ではないので、実際に観られるのか?という問題に出くわす。
しかし、前回のネタで紹介した【秘密兵器】を所有している僕はノープロブレム👍

最近のライブハウスは対応がとても良くて、入ってしまえば最前列に場所を確保してくれたりすることもあるのでありがたい。
今回も特等席を用意してくれました↓

端ではあるけど最前を用意してくれました
しかも、お立ち台の20センチ前!!!

この状態でも充分に観られるけど、折角なのでちょいと背伸び。

完全スタンディングだと、ただでさえ邪魔な車いすの後ろの人に迷惑になるので
中腰で観戦。この高さでも全然良く見えるし着座とは比べ物にならない視点

他の観客にも迷惑を掛けず(多分)、そして他の観客からも視界を邪魔されず、共存共栄ができるこのスタンディング車いす『RiseActive』は本当に買って良かった!

大きな会場とは違った醍醐味が味わえるライブハウス観戦は本当に楽しい🤘

究極のライブ用車いす? 【RiseActive】

今回ご紹介する車いすは、前回に引き続きマイ車いすになりますが、スタンディング可能なMIKI FORCE製【RiseActive

カタログと同色のピンク系を選択しました
推しのバンドメンバーのイメージカラーに合わせるバカっぷり
ホイールは橋輪取り扱いのSTRADAのピンク/ブラック
この後、似たような色のSPINERGYに換えてしまいましたが…

サイドフレームに付いている赤と青の任天堂スイッチみたいなレバーでスタンディングの操作をします。
やり方は今回は割愛して、改造点や使い方を紹介して行きます。

キャスターは橋輪取り扱いのワイドキャスターのピンク
ピンクは中々レアな色なのですが、ラストの在庫が有ったのでラッキー
左側に見えるフットレストの脇の穴が高さ調整になります
一番下にセットしましたが、自分は下腿が長く膝が浮いてしまってます
この車両に乗ってHCRでメーカーさんにフットレストの調整法を聞きましたが、
ホイールを25インチ&5インチキャスター&キャスター取付穴最下部
のセッティングで穴開け加工での対応法しかなさそう(今のところ)
クッションを厚くしても立った状態でお尻が突き出てしまうので得策ではないですね

どこかにステッカーを貼りたかったので、自宅にある部材でサクっと製作
サイドのパイプの下部にプレートを取り付けてカーボンシート貼って完成
見た目は分からないのですが、後日アルミでプレート作ってもらう予定です
それと、このレバーの色がいまいち好みでないので、橋輪の自転車部門に相談
取付られそうな格好良い部品がありましたが、左右のレバーで5万円強💦
それしか選択肢が無さそうなので、はい、やっちゃいます!
交換したら、また紹介します

この様な感じで中腰姿勢が取れ、この状態のまま車いす操作可能です
体幹が無いと無理と思われるかもしれませんが、膝ベルトだけでOK!
自分でもビックリ 背もたれが寝ているので大丈夫なんですかね?
立つ→座る→立つ、といった手間が省けるので非常に便利です

膝をしっかり留める金具付のベルトと胸部を留めるベルトが付属しています。
一番立った状態でも、少し後方に傾いているのでベルトをガチガチに留めなくても大丈夫でした。ちなみに自分は体幹は結構フニャフニャです。
他の状態の悪い方にも乗ってもらいましたが、同じ意見でした。
ベルトレスを推奨するわけではないので、キチンと胸ベルトは付けましょう!

さて、今回このRiseActiveを新調したのは、ライブハウスに行っても埋もれないようにする為です。
一般の大きな会場のLIVEは車いすに座ったままで観やすいようなエリアを用意してくれますが(中には全然観られない所もありました。そういう時にもこのマシーンは有効ですね)、ライブハウスだと最前列の端っことかにしてくれればOKですが、それ以外はNG。
その為、この車いすで行って立ってしまえば解決だ!と思い購入に至りました。

2年前のHCRで試乗させてもらい、性能は把握していたので即購入、と行きたいところですが、MIKIさんとの契約が無い。
ということで、これを機にMIKIさんと契約しました。
今までFORCEの問合せがあると、お断りをしていましたが今後は橋輪で応対可能となりました。

それでは、実際のインプレを

最近、2か月に1度は行ってる厚木のThunderSnake(サンスネ)
初めて一人で行った時は、入れるか?スタッフ怖くないか?と不安でしたが
行ってみたら、バリアフリーだしスタッフ優しいし、今ではお気に入りスポット

いつも用意してくれる定位置にてスタンディング
これだと、周りが立ち上がってもちゃんと見えるのでバッチリでした!
コロナ禍では着座指定だったので車いすで座ったままで大丈夫でしたが
今となっては、このマシーン無しではライブハウス観戦は難しいので、買って良かった

一番立ち上がった状態で膝は少し屈曲しています。
これがとても気に入りました。膝が真っすぐになると痙性が爆発して足が何処かに行っちゃうので、少し曲がった状態だと大人しく立つことができます。

車いすで立っている姿を2階席から見ていたバンドのマネージャーが声かけてくれました
彼はアメリカ人とのハーフで乗り物大好き&詳しいファンキー男
以前から自分の車いすに興味を示していて、最近すっかり仲良しです
車いすの部品の構造をチェックしながら「これ最高にいいね!」と称賛してました

このスタンディング車いす、もちろん自宅でも高い所の物を取ったりする時にも大活躍しております。
実は昔、他のメーカーのスタンディング車いすを持っていましたが、使いづらくて更に見た目も格好悪かったので購入して直ぐに譲ってしまいました。
しかし、このRiseActiveなら、見た目も普通のアクティブ系車いすだし使い勝手も良いので満足しております。

ライブ会場に行って立とうと思った時にベルトが無い
ということにならない様に、普段はこの様にしてベルトを車いすに取付けています

しばらく使っていて、アームレストの長さがどうにも気になってました。
立った時に、その長さが必要かどうか検証しましたが、自分的には無用の長物。

アームレストの不要な部分を50mmパイプカット
こちらの方が全然使いやすいし、見た目もスマート!

現在も少しずつ使いやすいように改良しているので、また後日案内します。

最後に余談ですが、

この車いすの色合い何処かで見たような気がしてたのですが、先日判明
レーシングドローン用のプロポでした
ちなみに、このカラーパーツ交換、全部分解して大変な思いをしました

既に、このRiseActiveを注文される方が数人居て好評です。
先日のライブ会場でも現地で知り合いになった車いすの方にちゃっかり営業して来ました。今後、流行らせていきたと思います。

New My テニスマシーンGETだぜ! 【T-MAX】

今回の納車の儀は、自分用のテニス車を新調したのでマシーン特徴を含めて紹介します!
先ずは、マシーンはこんな感じです↓
松永MPのT-MAX DTX(そんなモデル有ったっけ??)

テニス用なのでT-MAXと記載しましたが、このフレームはカタログには無いですね?
バスケ用のリジットモデルDTXをベースに作製しました
個人的にストレートフレームが好きなのでこのモデルを選択

さて、表題に『GETだぜ!』と書きましたが、実はこのマシーン、
松永製作所よりサポートしていただきました。
テニス戦績はゼロですが、ここ数年でMPテニス車の普及活動に貢献したのと、テニス車開発協力の為に提供を受けた次第です。

松永製作所さま、太っ腹でありがとうございます

今回、テニス車を作るに当たり、今まで使っていた車体に合わせたものではなく、ちょっと冒険した仕様に変更しました。
見た目とは異なり、体幹がコンニャク状態な自分は今後、状態の悪い方に合わせたアドバイスをもっとできるよう、イケイケモードではなく保守的なポジションでの形状にしました。

それでは、詳細を説明していきます。

先ずは、気になってる人もいるかとは思いますが、背もたれの
MPは、この部分の色を黒と赤と青が選択できます
この赤を使用してから、ここの色に食いついてくる人が多数いました
背もたれの角度を後方に若干倒しているのが今回の大きな変更点
背もたれのベルトを緩めることを前提に車軸位置を決めてあります
緩めた背もたれに体幹パッドとそれを囲むチャンピオンベルトを装着

これまでは、前傾姿勢を取れるよう背もたれは地面に垂直にしていましたが、プッシュする時に無駄な力が抜けてしまうことが多く、古典的な寄りかかり走法を用いてみることにしました。
背もたれのベルトを緩めると、座るポジションが後方に行きます。
そうすると、物理的に車軸位置が前に移動するので、緩める長さを予め想定して車軸位置を決めます。
なお、背もたれを緩めやすいように、タオル掛け(背中の補強バー)は深く設定しておきます。
この丸みの中に脇の体幹パッド、それを包み込むチャンピオンベルトでホールド力をアップさせています。

クッションはモールドクッションと言って、骨盤と大腿部の形に沿って成型
表面部に滑り止めを付けてお尻がずれない仕様になっています
このクッションは自費購入しましたが、ビックリする価格です
ベルトは骨盤部にBP、膝前にペルビロックを採用

骨盤部の固定は、ベルトの角度や太さ等、好みが分かれるので、これと言ったオススメ物はありませんが、ロックした後にも締め付けができるBPのベルトがお気に入りです。
膝前のベルトは、とても重要で、ここの部分がしっかりしていると、脚のコントロールができない人は安定性が抜群によくなります。それとお尻が前にズレてしまうのもロックしてくれます。
膝前ベルトは取付け角度が命。できるだけ取付け位置からの距離を短くしたいので、それを想定してサイドガード形状を決めます。(後述します)
膝前ベルトは今のところペルビロックが一番良さそうです。

背もたれのパイプは外側にオフセットさせています
オプションにて内側or外側に30mmまでオフセットオーダー可
自分の場合、骨盤幅と背もたれ幅を合わせてしまうと、背もたれベルトを緩めた際、
肋骨の後ろ側がパイプ先端に当たってしまいセッティングできなくなります
このオプションにより、座幅は狭いまま身体を背もたれにフィットできるのが◎
体幹悪い方は、脇をできるだけ閉めたいので、このオフセットは有効ですね!

最近はこの様な形状のサイドサポートにするオーナーさんが多いです
横のフレームから80~100mmくらい立ち上げて、そこからカーブ曲線
膝ベルトをなるべく短くするのには、この構造が最適そうです
側板部は上側がパイプの内側、下側はパイプの外側に取付け
前方から見るとハの字形状になり、座った際のお尻の形にフィット

サイドサポートの取付けですが、パイプの溶接部がメーカーに寄り異なります。
マルバツさん製はサイドパイプ(側板の周囲を囲っているパイプ部)がメインフレームの上に(外/中/内の選択可能)、MP製はこの画像の様にメインフレームの外側に溶接されています。
ですので、メーカーにより座面の有効幅が変わるので、乗り換える方は要注意。

フレームワークはこの様に、前方側に絞れている形状になっています
シュッシュッポッポの形をした時の腕の部分が前側が狭いということです
T-MAXのカタログには載っていませんが、このフレームのオーダーは可能です

フットサポートは軽量化&剛性力アップの為に、溶接固定にしました
足と足の間を広げるオープンスタンス取れるようにワイド形状
固定は性能的には良いのですが、調整ができないのでシューズ変更など
何か変えたいときに対応できないので、その点は要注意です
初めは調整式にしておいてポジションが決まった際に溶接する方が多いです
キャスターはテレウスキャスター、これに交換する際はちょいと細工が必要
そのまま取付けると性能発揮できないので、分かる業者さんにやってもらいましょう

後は、細かい部分がノーマルではなかったりするのですが、そこは大人の事情でスルーしてください。
ハッキリ言いますが、僕のポテンシャルにはオーバースペックのマシーンです。

実はこのマシーンは8月には納車になっていたのですが、夏は健康上の問題でプレイできないので、ようやく試乗することができました。
今回のコンサバティブポジション、中々良いです!
今まで漕ぎ出しで逃げていたパワーをロスすることなく、しっかりと押し出せるので、結果到達時間が短くなり、感覚的には車いす1台分くらいの距離を稼げるようになりました。
車軸位置を少し前にしたので、旋回コントロールの部分については現在調整中です。
今後は、このテストマシーンでポジションを探りながら、プレイヤーにアドバイスできるよう、勉強していきます!

ただ今、オリジナル塗装のアイデアを練っているところです。

新型SX/SR 【SX】

少し前のネタで申し訳ありませんが、2023年7月に新型Sシリーズが発売になりました。
これまではリアサスペンション付きのモデルはフラッグシップのZZRのみでしたが、今回の新型SX/SRにも選択肢が拡大。
サス不要の方にはこれまで通り、サス無しの選択もできます。

以前はサス付きとなると、車重が重くなってしまうので橋輪ではお勧めしてきませんでしたが、現行のサスペンションシステムは軽量&高性能になったので今後は案内していきたいと思います!

早速、SXのオーダーが入ったのでサス付き1号車になるかと思ったら、その方は車高を高くしたいのが優先だったので残念ながら通常のエキセントリックカラーモデルになってしまいました。
(サスペンション付を選択の場合、車高調整ができなくなります)

通常のエキセントリックカラーと同じ径の中にサスペンションが装備されれます

マイナー部ではありますが、車軸受け部が内側に1cmほど入り込みました
これにより左右で全幅を狭くすることが可能となります

SX/SRは橋輪で一番人気のモデルなので、今後この新型のサス付きモデルが増えていくことになるのは間違いなしですね!

久しぶりにOX日常車ネタで 【LR】

2か月以上前のネタになってしまいますが、マルバツさんのLR納車の儀

2台目以降の車いすで乗り換える方が多い、OXの軽量車いすLR
車軸位置などの調整ができないので、ポジショニングが決まった方むけです

フレームカラーは高級塗装のグランドレッドを選択
特徴的で中々格好良いカラーですね

LRは、このサイドガードの形状が格好良いです
サイドガードのパイプはSR等の丸パイプとは異なり潰し形状になってます
サイドプレートはカーボンが採用され、見た目が非常に良くお勧めポイント
ホイールはカーボンのTT-3Rを選択

キャスターは左右に分割できるワイドタイプのWCR5を選択
キャスターフォークはカーボンプレート採用のPRO

背もたれはアフターパーツのJAY3バックを取付け
座位保持装置の定番アイテムです

カーボンパーツが至る所に使われていて、赤系のフレームにマッチしている高級感漂うフォルムとなりました。

車いす席(一般席ですが) ランドマークホール編

今回の会場は初潜入な【横浜ランドマークホール
着席510スタンディング750という小規模会場です。

アーティストは少女時代のメンバーのスヨン
最近各メンバーがファンミで来日してくれています

通常、チケットが発券もしくはDLできて、席が確定すると、それから主催者へ連絡をして車いすの席を確保してもらう流れですが、最前列が取れていたのでそのまま参戦!
なんか、少女時代の個人のライブやファンミは席運が凄く良いんでスヨン

赤の部分が今回の席
通路の横だし着座イベントだったので、椅子に座ってそこで観戦
他に1名車いすユーザーが居ましたが、最前列脇のスペースで観戦でした

こんな神席でテンションはMAX
座席に移ることを想定してポータブルクッションは持参

でもって、撮影タイムまであり、

足長族と言われた少女時代の中でも一番細くて長いおみ足の持ち主
それをこのアングルから拝見して、隣の奥方と共に感動してました

ちゃんとカメラ目線まで頂いちゃいました😍

充実した時間が終わり大満足。
なのですが、更に

一緒に写真まで撮れる素敵なオマケ付き
ピントが合ってないのが残念でしたが…
彼女は日本語ネイティブ並みなので、お話しまでできて至福のひと時

今回、会場案内というよりは、のろ気ネタとなってしまいました。
最後に、ここの会場、ジャンプは禁止と書いてありました。なんでも、床が壊れる可能性あるそうです😅

リモート納車の儀 【E-MAX】

だいぶ遅れての納車紹介になりますが、8月に完成した松永MPの【E-MAX】を松永本社にて納品。
ちなみにウチは現地に行っておらず、リモート納車となりました。

MP折り畳み車いすの最高級車E-MAX
選択したパーツもクッションも高級品なので結構な総額になりました
3Dカーボンフェンダー・SPINERGY LXL・高級塗装ファインティックスブラック
スティムライトクッション(コントゥアXS)等々の高級オプション付き

オーナーさんは↓この人

橋輪推薦にて今年よりMPテニスサポート選手となった川合雄大くん
今年より愛知での大学生活がスタートしたので、
納車は現住まいより近い岐阜の松永本社で行われる運びとなった次第です

しばらく本人に会っていなかったので、ずっと子どもの頃から坊主頭がトレードだった彼の変貌ぶりにびっくり。色気づきやがったな!!
とは言え、テニスの方では単複共に活躍しているので、今後も期待してます。
彼のテニス車ネタはコチラ

納車に立ち会わなかったので、画像を送ってもらいました
LINEで送ってもらったので、今回は全ての画像が小さいので悪しからず

サポート契約はテニス車だけなので、今回は公費+自費購入ですが、日常車もサポートしてもらえるくらいに大活躍してくれることを期待しています。
(ウチとしては商売あがったりだけど…)

先月に引き続き、バスケ車納車の儀 【B-MAX】

今回もご縁があって、バスケットボール用車いすB-MAXを橋輪にて納車させていただきました。

車種はMPのB-MAX DT
セミアジャスタブルながら剛性力の高いモデルです

ステップを特注で片側延長してあります

顔出しOK!とのことだったのでアップしておきます
相模フォースのKさんです

バスケ車は、まだまだノウハウが無くメーカー主体の採寸となっていますが、製作はできるので気になる方はお声がけください。

2023HCR車いす情報

先日、2年ぶりにHCRに行って来ましたので、軽くレポートします。
滞在時間が短かったのもあり、これと言って目新しい物を発見できなかったので、今回はOX製品のみ紹介します。


先ずはフラッグシップのZZR
各パーツを改良してありました。

クロメンにマグネシウムを採用。パイプの中央部は溝付き
2本が交わる所のカラーも変更されてます
溝とカラーは強度アップを図っているとのこと

アルミとマグを実際に比べさせてもらいましたが明らかにマグの勝利
マグは強度を出す為に肉厚にする必要があり最終的に20%位の軽量になる様です

カーボンサイドガード
GWX3用と同様に上部がフリーになってました
このままだとタイヤに干渉することがあるので改善を求む

外車に採用されている様な肉薄のアウターレザー
これは良いですね!重さを聞いたけど忘れました 100gの軽量??
ポケットではなくチャックになっているのは個人的に推しです!
ただ、部品としての販売はしないとのことでした

 

ミラーペイントも3色追加
これでペイントしてもらいたいのですが、ZZRのみの採用だそうです 残念


続いて、フルマグXR

以前より試作品はありましたが、ようやく販売になるのかな?
ちなみにアルミ8.75kgに対してフルマグ7.5kgだそうです


最後に、今回出品されると聞いて一番期待していたテニス用TRZ

フレーム形状を変えたようです
こちら、あまり情報を得られませんでしたが、ちょっと期待外れかな?

側板形状を変更したとのことですが、どうでしょう?
テニス車は今後の情報に期待してます

結局、2023年OXブースレポートとなってしまいました。

今年のHCRのビッグニュースは、車いす業界のインフルエンサーの引退ですね。
個人的には昨年より知っていましたが、業界がざわついてます。どうなっちゃうんだろう??

車いす席 【Zepp Haneda】【O-WEST】ダブル編

後から考えるとちょっと無茶なスケジュールでしたが、PM2時と5時スタートの2種のライブに参戦してきました。

①先ずは羽田空港横のZepp Haneda

解散していると思われている少女時代のYURIの単独ファンミに参戦

きちんとまだ少女時代熱は継続しております。

ライブは2部構成で、1階部だけの使用でした
赤の✕の所が椅子がなくフラットになってました
元々1段高くはなっていますが、ファンミなので着座観戦で問題無し
四角いところで観戦しましたが、他に誰も居らず
以前あれだけ大勢いた車いすのファンは遂に自分だけか!?

自席からはこんな感じですね
前から2列目の席が取れていたのですが、車いすのままではNGでした 残念

撮影OKが出たので雰囲気だけどうぞ↓


Zepp Hanedaの詳細は他のネタでも紹介しているので、コチラを参照ください。

ファンミなので早く終わるかと思っていたのに、気づいたら2時間以上。
4時を過ぎており次のライブが5時から。
YURIが引けた瞬間にダッシュで会場を去る。
後ほど一緒に参戦していた知り合いに聞いたら、一番おいしい内容のアンコールがあったみたいでショック。

さて、羽田から次に向かうのは渋谷。
車を出発させた時間から残り40分。しかも事前に車いすでの参加なら30分前には来てくれと言われていたのに💦

焦っていたので、首都高のルートを間違え、そして現地からの情報は近くでお祭りをやっていて車が駐車できないと・・・
終わった。今日は無理か???
とりあえず行ってみよう!

奇跡的に3分遅刻で会場入り。車いすスペースを最前端っこに用意してくれていたので満員オールスタンディングの会場内をヒンシュク買いながら自席へ。


②2本目の会場は、ライブハウス 渋谷O-WEST
以前からここには行ってみたかったけど、会場のHP見てもグーグルマップ見ても、車いすにはハードルが高そう。
ネットで調べたら機材運搬用のエレベーターを利用できると説明があり、会場に電話して聞いてみたら一応大丈夫、との回答を得たのでチケットを購入。
チケットをゲットしてから運営会社に連絡したら、エレベーターは使えなく、持ち上げるしかないとのこと。
知り合い等が居れば運ぶお手伝いもしてほしく、事故が起きても文句を言わないという誓約書まで書かなければいけないと。

こんな急な階段death

橋輪に置いてある「けん引式車いす補助装置のJINRIKI」まで用意して参戦しようと思ったのだが、今回のアーティストGacharicSpinのファンである友達がわざわざ仕事を休んで参加してくれてオンブで運んでくれた。
しかも、この方、元々、車いすのお客さんだった人。復活して自分をおんぶして2階まで運べるって凄くないですか!?

バタバタ+会場入り難あり、だったのですが始まってしまえば最高に楽しいひと時。
会場の様子は↓

最前列の端っこをパーテーションで仕切ってくれてそこで観戦
赤丸の所です
スタッフに聞いたら、たまに車いすの客が居るとのことでした
2階まで上がれれば、きちんとスペースは用意してくれるのでありがたい

ここの会場、また行きたい!!!
誰かオンブしてくれる優しい人がいればバイト代出すのでヘルプ求む🙏

B-MAX納車の儀 【B-MAX】

久しぶりにバスケ車の紹介です。
オーナーさんは女子車いすバスケで活躍されている方で、縁あって橋輪にて製作する運びとなりました。
今回製作するにあたり、24インチ→25インチ等パフォーマンス向上のメニューが各部に施されています。
フィッティングも重視してベルト・クッション・パッド等を工夫して取付けしてあります。
詳細は各画像にて説明します。

クッションは定番の松永オリジナルクッション
表面は人気の滑りにくい素材のスベランネを採用しサイドはメッシュ生地にして通気性をよくしてあります
スポーツ車には珍しく厚手のクッションですが、これも身体に合わせての選定です

骨盤部のベルトは旧マシーンより移植し、膝上を折返しベルトで留める仕様
今回は膝前にもペルビスベルトを追加して人車一体化
結果、ホールド性がアップして調子良さそうでした

ちなみに、ペルビスベルトは各種各サイズの橋輪在庫をMP秘密基地に預けてあるので納車時に最適な物をフィッティングできます。

腰周りには現場で作ったサポートパッドを取付け
こういう作業をその場でやってもらえるのがユーザーさんには大好評です

顔出しOKとのことなのでオーナーさんに登場してもらいます!

この方です
知ってる人は多いのでは?
今後の益々の活躍を期待してます!

ノリも大変よく、周りのオジサン達のリクエストにも気軽に応じてくれて楽しい撮影会??となりました🏀

いきなり側板ぶった切りな納車の儀 【T-MAX】

今回の納車の儀は、6年前に初めて作ったテニス車からの乗り換えの様子です。いきなりですが…

サイドガードを切断して外した画像からのスタート

MPのスポーツ車の場合、秘密基地にて納車をすることが多いのですが、今回は日程が合わずテニスコートで先に納車をしました。
少し使ってから、不具合があれば修正しよう、ということでしたが、サイドガードの高さが合わないとのことで、この様な画像の結果となりました。

さて、今回オーナーさんが選択した車種は

セミアジャスタブルモデルの【T-MAX TK】
MPは初めて使うので、ある程度調整ができるタイプにしました
もう既にサイドガードは作り直した物が搭載されています

T-MAX TKの特徴は既に何度も説明しているので、この個体の詳細をついもの様に説明します!
SPINERGYホイールは軽量タイプのLXLの25”となっています。

秘密基地で作り直したサイドガードは膝ベルトを取付けしやすい形にしてあり、プレートは上内下外の前から見るとㇵの字シェイプになっています
腰部分は薄いラチェットベルト、膝前は高級ペルビスベルト、膝上は折返しベルトを採用
予約はしたものの、現場で直ぐにサイドガード作成してくれたりするのはユーザーさんにとって有難いことですね!

クッションはMPオリジナルでカバーは人気の滑りづらい「スベランネ」
太ももの隙間を埋めるための詰め物も身体に合わせて、その場で作ってもらいました

足回りもオーナーさんの意向によりオリジナリティの高い構造となってます
右足を後ろにずらして固定できるよう踵は立ち上げて、左足先が浮くのを防ぐのにスペーサーのスポンジを取付け

オーナーさんは高校生ですが、細かくリクエストをしてくれるので意向に沿った良いマシーンができたかと思います。
OXからの乗り換えなので重量は増えてしまうのが心配点ではありましたが、トータルのパフォーマンスでは向上したとのインプレを貰ったのでNewマシーンにして正解でしたね◎

そう、オーナーさんはこのジュニア最強の男(あの人は除く)

納車後すぐの試合でも優勝をかっさらっていたので、パフォーマンスは上々のようです。これからの益々の活躍を期待してます!

OXのテニス車もやってますよ! 【TRZ】

最近、なぜかお客さんからのリクエストが多いMPのテニス車を製作することが多いのですがOXも勿論やってますよ~!!

今回のオーナーさんは、ずっと子どもの頃からのお付き合いですが大学生になって体格も変わったし、心機一転でNewマシーンを製作することになりました。

車種は競技者向けのTRZ
フレームは剛正のあるBOXフレームを選択

今回のテーマは足置きの固定。プレイ中に足が安定せず、かつて流血とかしていたこともあるので、そこの改善策を考えました。
それでは、いつもの様に詳細説明へ。

大きな形になってしまいましたが、ベストポジションがまだ分からないので、このスペースの中で詰め物をしながらポジションを探っていく方法です
最終的に形が決まればフットプレート部は作り直しする予定
かかとが外に飛び出さないよう立ち上げてガードをしています

フットプレートが大きいので強度を上げるために後ろ側にもステーを取り付け
もちろんポジション変更できるよう可変式になっています

車軸のポジション、もうちょい前出し気味にセッティングできるようバックレザーを緩めてもレザーが補強バーに干渉しづらい形状にあえて作成しました

↑分からない方に補足すると、バックレザーを緩めてあげると座る位置が後ろに下がります。そうすると車軸はそのままでも、今までより身体が後方に下がる分、必然的に車軸の位置が前に行くということです。

サイドガードはOXでお得意の上内/下外という前から見るとハの字になる身体の形状に沿った取付けとなっています
膝前ベルトを固定しやすいようにサイドガード前方にステーを取付け

ハンドリムは大径(通常より一回り大きい)で、パイプは真円を潰した楕円形状

納車後も色々と施していってセッティングを決めていければ!と思ってます。
そういえば、その後本人からリクエストがないけど大丈夫かな??