橋輪車いす部↻BOBBYクンのなんくるないさぁ~

車いすのマシーン・パーツ・カスタムなどを紹介してます

国産固定車 【C-MAX】

今回の納車の儀は、国産のリジット車いす(固定車)MP製C-MAX

販売実績はあるのですが、こちらで紹介するのは何故か初めて。

折り畳みのできないリジットタイプのC-MAX
フットレストにカブト虫のツノが生えてるのが特徴です

殆ど調整か所が無いのですが、オーナーさんのバスケ車の調整もあったので、いつものMP秘密基地にて納車となりました。

マッドガードも兼ね備える高級パーツ3Dカーボンフェンダー
見た目だけでなく、プッシュアップもここを使用できる優れ物です
フレームより少しオフセットされているので、その分の座幅をタイトにできます

カブト虫のツノの上にオプションのプレートを装着
このツノ、実は他にも役割があるのですが、後ほど説明します

ポケットはオプションとなりますが、こちらはマジックタイプの大を装着

アンダーフレームが無いのでネットはこの様な形での装着となります

C/E-MAX専用設計の高級ブレーキ「タックルブレーキ」
塗装色は選択される方の多いファインティックスブラック
ザラ付きのある地肌になっています

そして最後に、カブト虫のツノの役割をご紹介。
勝手に命名しているのですが「マイケル」↓

マイケルジャクソンのつま先立ちっぽく見えるのは自分だけ??
このバランス感覚が素晴らしい!という説明ではなく、
ホイールを外す機会が多いリジット車、これによりフレームに傷を付けないで
ホイールの脱着が可能!ということらしいです

リジットですが、重量はそんなに軽くはありません。バックサポートは折り畳みのできない固定式となっており、剛性力を売りにしています。
トータルすると結構な高級車ですが、見た目も格好良くて存在感のある車いすです。

車いすでライブ 仙台RENSA編

今回の会場は初参戦な仙台RENSA
かなり久しぶりの遠征です。しかも、午後に千葉を出発し23時には帰宅するという弾丸日帰り遠征💨

会場はビルの7階にあるのでエレベーターで入口まで

遠征して入れなかったとか観られなかったとかでは阿保らしいので前もって下調べを入念に。
で、ライブハウスのHPを見たところ、エレベーターの出口から階段が・・・😵
こりゃダメだ。でも一応聞いてみようということで電話してみたら、なんと昇降機が設置されているという素晴らしい環境。
入れさえすれば、スタンディング車いすがあるので無敵です。

すごくないですか?ライブハウスにこんなの設置してくれてる!
やっぱり僕みたいにライブに行きまくる人がいると変わっていくんですよ

そして会場内は

今回のイベンター、いつもの優秀なDiskGarageさんなのできちんと手配されてる
囲いがあって最前列だから座ったままでも充分観戦できます
自分の場合はスタンディング車いすで立ち上がるので完璧なポジション

ライブハウスのスタッフも対応が親切でとても素晴らしい環境でした💯
ここは、他にも行きたいライブがあればリピート決定です🎸

最近、色々なライブハウスに行ってるけど、入れる会場が結構あるもんですね。昔、自分がライブやってた頃は、どこもこんな環境良くなかったし、スタッフも怖い人が多かったりしてダークなイメージだったけど、世の中変わるもんだなぁ~

弾丸なので食べ物はコンビニおにぎり、そして土産も買うひま無しというタイトなスケジュールでしたが、久しぶりの新幹線で行くライブ旅は、充実♬

サス付きSシリーズ 【SX】

なぜかよく分かりませんが、車いすの注文が入りまくりでキャパオーバーな今日この頃。時間に追われてます。
なので、ちょっと前のネタになってしまいますが、納車したSXのネタを。

サスペンション付Sシリーズを発売してから、だいぶ経ってしまいましたがやっとサス付きのモデルを納車することができました。
これまで、Sシリーズは何台か販売してきたものの、軸の問題等々でサス付きにできないことが多々あり中々紹介できませんでした。

写真を撮るのが苦手なスタッフに撮ってもらったので、画質が悪くてごめんなさい
これでもだいぶレタッチしたのですが…
前キャスターもサス付きなので衝撃吸収力さらにアップ↑

これがサスペンションの部分です
車軸位置が前方と後方の2種類になってしまい高さ調整は不可です
乗り心地はガタツキのある路面でだいぶ良くなります

側板は愛知県のケイファクさんの「カーボンサイドガード」を装着
ベルトが2本付いてるので横に膨らまず、更に見た目も格好良いのが特徴!

そして同じタイミングでもう一台サス付きSXの納車
写真を撮るのを忘れてしまい、役所に提出する画像にて

リーズナブルな価格で購入できるので、乗り心地を良くしたい方にはお勧めのモデル(SX/SR)となっております。

車いすでライブ 渋谷タワレコCUTUP STUDIO編

今回は初参戦な会場をご案内。

タワーレコード渋谷店の地下1階にあるCUTUP STUDIO

ガッツリなライブ観戦では無かったので、すっかり撮影するのを忘れていました。
前もって連絡したところ、車いすでも全然OK!とのことでした。

地下1階に行くには2通り。入口横のエレベーターでも行けますが、基本使っていないようなので、その時は裏の関係者用のエレベーターで案内してもらえます。
行きは裏口、帰りは表口でした。

で会場は↓

一般的なライブハウスの様な作りですがフロアはオールフラット
ステージはそんなに高くはないけど、充分観やすいステージです

最前の端っこに案内されました。ライブハウスに寄ってはフェンスを設営してくれるところもありますが、個人的には無しの方が隔離されてる感が無いので好きです。
このポジションでライブ仕様の車いすRiseActiveで立って観戦すれば完璧。

会場も見やすく入りやすいし、スタッフも親切で機会があれば再訪したい会場ですね!

お家で立とう!な車いす RiseActive

ライブ会場ネタで飽きるほど登場してきてるRiseActiveですが、今回はお家の中で立つことを目的としてご注文いただきました。
立つだけが能のように感じてしまうこの車いすですが、腰を少し浮かせるような姿勢で座りそしてその姿勢のまま移動できるのが、すごく便利なんですよ!生活レベルがこれだけで、かなり向上します。

自宅で使うのが目的なのに何故かオプションのSPINERGYを選んでるオーナーさん

フレームカラーはグリーン系を選んだのですが、結構渋い系の色でした。
そしてオプションのSPINERGYのスポークも白で、何か物足りないので納車時に、ワンポイントでピンクをお勧めしました。
スポークを3本ピンクのメッシュのように取り入れたら、結構カッコイイ!
では、キャスターもピンクにしちゃえ!と勧めたら即採用。

キャスターとスポーク3本をピンクにするだけで、だいぶイメチェンになりました

お家で使うのに、ここまでお金掛けるのか?という疑問もありますが、このオーナーさんは毎度のことなので、ありがとうございます。

身体を支えるのにアームレストを利用するかもしれないので、いつもカットしてしまうアームレストはそのままにしてあります。
付属の胸(お腹?)ベルト、位置が低くて体幹保持にちょっと困ってました。
(妊娠中のオジサンのポッコリお腹に掛かってしまいズレてしまうのです)
縫い付けてあるので場所移動できず…
この部分はちょっとメーカーさんに検討してもらいたいかな。

その後、改造&改良が終わったマイRiseActiveを後日紹介します。

車いす席 日本武道館PartX?

もう何度目になるか分かりませんが、安定して観戦できる武道館ライブ🎸

主役は推しのガールズバンドNEMOPHILA
初ライブから2年、このジャンルのバンドで武道館とは恐るべし

アリーナチケットが当たっていた車いす乗りの知人、最前列で観戦できるのかと思ったら僕と一緒の定番席でした。
席はコチラで解説してます。
何度も武道館へは行ってますが、今のところ全て同じ席。
障害もなくステージはよく見えるので、場所的には全然OKです!

視界良好!
ただ、今回はスクリーンが無かったので細部は見えませんでした
今までの経験上、スクリーンが設置される場合が多いです

そして、一応スタンディング車いすを乗って行きましたが、不要でした。

以上、いつも安定な武道館レポートでした。

車いす席 TOKYO FMホール編

今回はライブ会場のネタではなく舞台鑑賞ネタです。
普段は舞台を観に行くことはないのですが、推しのバンドのメンバーが出演するので応援に!
会場は【TOKYO FMホール】

場所的にも名前的にも、車いすでの入場は全く問題無いだろう!と確信を持って会場へ。舞台鑑賞なので立つこともないだろうから、立てる車いすではなく普段使いの日常車で出撃。
さて、会場の玄関前に到着すると・・・

えっ?まさかの入り口が階段
そして、玄関の中も階段
昇降機等は見当たりません

スタッフが来るのを待つように指示されたのですが、持ち上げとか嫌だなぁと思って待機。
結果、ここは坂道にビルが建っており、横の坂を上って行くと裏口が車いすでも入れる構造となっていました。
と言っても、軟弱な方には厳しいアップダウンでした。
裏のスタッフ用エレベーターを使い会場内に入場。

結果、持ち上げとかでは無いので、一応普通には入場できます。
そして客席はこんな感じ↓

取り立てて車いす席というのは有りませんが、端にスペース確保してくれました
着座鑑賞なので、全然問題無しです

車いすでもキチンと入場できる会場なので大丈夫!というレポートでした。

車いす席 パシフィコ横浜編 その3

今回のライブ参戦会場は久しぶりなパシフィコ横浜です。
これまで、観戦スペースは最前列端っこと最後列壇上の2パターン。
今回は最前列端っこでしたので、ポジション等は【コチラ】を参照ください。

念のために、いつもの立てる車いすを用意して行きましたが、結果使う事なく終了。まぁ日常用として普通に使えるので、最近はどんなイベントでも必ず乗っていきます。

開演前に席で待っていると、一般の方は用事が無いはずなのに、なんかウロチョロしている青年が一人。
会場に来る前に、とある人物がその日のライブに来てないかなぁ???なんて思ってたら、な・な・な・なんとその人物でした!!
速攻声を掛けて、一緒に写真撮らせてとお願いしたら快く承諾。

箱根駅伝5区の山登りを計3回走った青学のヒーロー
彼が今回のアーティストのファンだと昔から知っていたので会えるのを期待してた

いやぁテンション上がりまくり。
僕は大の青学駅伝ファン。1年を通して選手のコンディションを観察してたり、合宿を見学に行ったり、ローカルレースを応援しに行ったりするマニアっぷり。
自分が青学のOBで駅伝大好きなことを伝えたら、彼まで自分の携帯に一緒の写真を収めてくれた。そして、Xのフォローまでしてくれて、終演後はインスタまでフォロバしてもらいDMが来るという嬉し過ぎる対応。
色々とお話しもしてくれて、かなりの好青年でした。
フォロワー2万人以上の人からDM来ちゃうという…(フォローしているメンバーは凄い人たち。その中に自分も含められていて恥ずかしい)
素晴らしい出会いでした。

…と前置きが長くなってしまいましたが、写真OKタイムがあったので、今回のポジションをご紹介。

角度は付いていますが、5000人集客の大会場でこの近さは嬉しい
少し見切れることは有ったけど、全然観やすいのでOK!

ということで、今回のアーティストは少女時代のメンバーのユナの単独ファンミーティング。
日本でグループ活動を8年以上やってないのに、最近もドラマで大活躍しているので5000人の会場SoldOut。
以前のファン層は減ってるけど、また若い女の子を中心とした新しいファン層が増えてるのが流石ですね。

やっぱ、この万人が認める可愛さは最強でした
終演後、お見送り会に当選して間近で観たけど可愛すぎて倒れるかと思った

というわけで、二度おいしいイベントでした。

車いすでライブハウス 【横浜ミントホール編その2】

今回の会場は2度目の観戦な【Yokohama mint hall

以前の潜入レポートはコチラ

ここは直接会場に連絡しておけば、車いすでの観戦は楽勝です!
そしてスタッフの対応がとても良い。
今回、入場整理番号が4番だったので最前列はゲット間違いなし。
ただ、真ん中あたりに陣取ると邪魔になる可能性大なので、端っこにスペースを作ってもらえるようお願いしておきました。
変に邪魔者扱いされると今後の車いすの方への対応が悪くなるので、紳士的に振る舞うジェントルBOBBYクンです。

今回はアコースティックライブで着席仕様
一応、スタンディング車いすで参戦しました

途中、一度だけ客席スタンディングパートがありましたが、座っていても全然観られるので、そのまま座りっぱ。

今回も、素晴らしいパフォーマンスだったなぁ♬

そして、プレミアムチケットが当選していたので終演後ツーショットタイム📸

GacharicSpinメンバーの中でも一番のノリノリ娘(?)なので
対応すべく「ヒェア~👈」のポーズをリクエス
BOBBYクンと撮影すると小顔効果が得られます

今月もまだまだライブ観戦は続きます!

車いすでライブハウス 【O-WEST編その2】

今回の車いすでライブネタは、バリアフルな内容です。
渋谷にあるO-WEST、ここは入口がかなり急な階段なので、なかなかハードルが高いのですが、オンブしてくれる助っ人を募集したところ、手を挙げてくれる優しいヘルパーが見つかりました!

入口は、こんな残念な階段となっています
搬入用のエレベーターが有るのですが、それは使わせてくれないと断られました

小さいライブハウスなので、スタッフも少なく車いすごと持ち上げてもらうのは中々難しいみたい。
持ち上げ対応してもらう時は「落ちて死んでも責任は問いません」という誓約書を書くよう以前指示されました。
という訳で、歩行困難な人は入場も困難となります。

会場内に入ってしまえば、最前列端っこにスペースを用意してくれるので見やすいです!
オンブの動画を撮ったのでどうぞ!ある意味ビックリするかも。

www.youtube.com
な・な・なんと、自分より15cmも身長が低い女子が助っ人してくれました。
前もって予行練習したのですが、楽勝でオッサンをオンブ💪
今後、彼女の都合がつけば何処でも連れてってもらえる。

アルバイトでやってもらいましたが、金額書くと800万人くらい応募が来てしまうので省略しますが、オンブバイトしてくれる人が居たらヘルプお願いします。

公演中、外で待ってもらってうのも悪いので、オンブヘルパーにライブご招待しました。

アーティストの曲を予習しといてもらったので、楽しめたようです
席はこんな感じで、広すぎる囲いの中
広すぎて他の観客がなだれ込んでしまうので次回は省スペースでお願いしよう

座ったままでの観戦でも見えますが見切れてしまう(経験済)ので、やはりライブ最強マシーンを使うのがベスト!
・・・とレポートしましたが、普通は行かないかな?
引き続き、ライブ予約は沢山入れてあるので、また別の会場をレポートします。

ご自宅用にスタンディング車いす

Myスタンディング車いすRiseActive】ネタを何度かやってきましたが、これまではライブ観戦マシーンとしての特徴をメインに紹介してきました。
しかし、実は自宅でも高い所の物を取ったり、DIYに活用したり、ギター弾いたり、足に荷重かけたり…と大活躍中。
今回納車の儀のRiseActiveは、自宅用として購入いただきました。

RiseActiveの基本仕様
標準のスポークホイールやフレーム色アルマイトシルバーを選択すれば
最低価格で購入できます

本体のみでスタンドアップさせるとこんな感じになります
ただし、立てない車いすユーザーさん一人の場合はリセットできなくなるので
この状態にさせないようにしましょう

プッシュアップダウンはこの2本のダンパーで制御していますが2種類あります
体重50キロを目安にソフトとハードに分かれていますがダウンさせるのに
コツが居るので非力なかたはソフトを選んだ方が良いかも(体重ある人はNG)

室内での使用なのでタイヤは直ぐにノーパンクタイヤに交換です
室内用は重くてもグリップ力なくても良いので空気管理の要らない
このノーパンクタイヤは必須アイテム
室内用ならSHOXの方がTannusより汚れが付きにくいのでオススメ

RiseActive、納車時に調整か所はそんなに無いのですが、これまで使用してきて使いづらい部分が。

跳ね上げ式のアームレストが長過ぎて、色々な場面で邪魔になる
5センチほどカットしてあげると下のプッシュアップバーの先端にそろいます
この長さが使い勝手よいので、納車時にはサービス加工しています!

納車時はスタンディングの状態を確認しながらクッションのサイズを調整してあげます。適当にやると立った状態が悪くなるのでノウハウのある人に診てもらわないとNGです。
現在製作中の同マシーンもまだまだあるので、また紹介していきます。

車いす席 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)其の三

年末年始を挟んでバタバタしていたので、ちょっと前の記事になってしまいましたが、渋公の神席をGETしたので、その時の様子を紹介します。
アーティストは3人で5人分くらいの演奏力があるThe Winery Dogs

観戦率の高いLINE CUBE SHIBUYA
其の一はコチラ】座席◎
其の二はコチラ】座席×
コチラで紹介した分に関しては、席が良かったり悪かったり、チグハグですが、今回は最前端っこに案内してくれました。
最初は上手(向かって右)だったのですが、30年以上師匠と崇めているビリー師匠が下手ポジションなので、駄目元で聞いてみたらOK!
こういうリクエスト、もちろんNGな場合もありますが、OKの場合も有るので、チャレンジすることをお勧めします。

少し見切れてしまうのと、車いすに座ったままだと隣が立つと左端しか見えない

しかし、今回も秘密兵器な車いすなので大丈夫!

スタンディング状態にするとこんな感じの絶景

ビリーシーン師匠に憧れてアーティストモデルも購入し今も持ってる
この距離は初めてだったのでテンション上がりまくってました
恐るべし70歳!!!やはり指を動かしまくってるので老化しないのか?

上手のリッチーの弦が切れて垂れているのも、この距離だと見えるのが嬉しい
そして5弦でのリカバリーも素晴らしい🎸

ドラムのマイクのテクも凄くて、もはや画像も神がかってる🥁

凄い良いパフォーマンスを堪能しちゃいました♪
色々なバンドのライブに行きますが、プロ中のプロとしか言いようがない

…と、なんかライブインプレになってしまいましたが、渋公の席は今回の様に最前になる時もあれば、見づらい席に案内されることもあるので、賭けですね。
あと、今回もスタンディング車いすが大活躍!2023年のベストバイな一品となりました。

同機種同仕様 【LX】

年末年始を挟みましたが珍しく新鮮気味な納車ネタを紹介します。

オーエックスエンジニアリングの軽量モデルLX改

車いすの乗り換えの際、新たな機種を購入するパターンが多いのですが、ごく稀に同機種への乗り換えをする方がいます。
それでも色だけは変えたりするのですが、今回は色も形も部品も全て引継ぎ乗り換え。
なので、一部の部品の流用もしました。

愛知のケイファクトリーさんオリジナル部品、カーボンサイドガード
画像を見ると分かりますが、前方をカモノハシの口の様にカットしてあります
車いすに移乗する時にお尻が当たらないようタイヤRに合わせて以前カット
その部品を新車へ流用ですが、この形状なのに長年使っても割れる気配も無し
薄いカーボンプレートですが耐久性は実証されました!

ホイール装着して横から見ると、この様にタイヤの形状に沿うようにしてあります
ケイファクさん、昨年を持って管理人様が勇退したので今後この様な特殊形状に
カットしてくれるかは分かりませんが、気になる方は直接お店へ聞いてみてください

最近はワイドキャスター装着率が極めて高いので久しぶりにナローのLPCを拝見
サスペンションタイプのSFRとLPCの組合せ、振動吸収は一番良いです

見た目は全然変わりのない乗り換えですが、ご本人様は乗り心地が大分良くなった(元に戻った)と喜んでいました。
長年使っていると金属疲労や他の部品劣化により、少しづつ性能が衰えていきますので、ある程度の期間が過ぎたら乗り換えるのをお勧めします!とメーカーが喜ぶようなことをアドバイスしておきます。

いつものT-MAXですが、改良か所アリ 【T-MAX】

松永MPのテニス車【T-MAX TK】(セミアジャストモデル)の納車風景

いつものテニス車の納車の儀ですが、このマシーンのマイナー部の特徴などを説明していきます。
体幹弱めのオーナーさんなので、身体を上手く使えるよう乗車姿勢やベルトの設定などを考慮して製作しました。

これまでT-MAXのセミアジャストモデルだとステップ幅が狭いという問題あり
トレッド(前車輪の左右の距離)を指定しそれに合わせてステップ幅を決めました
MPの通常のオーダーでは設定がないのですが、今後はこの方式で行きます
台数重ねていくと色々と課題が解決して行くのでマシーンが良くなっていきます!

サイドガードはいつもの前方立ち上がりタイプ
この方式のメリットは膝前ベルトの取付け位置が適切なポジションを取れることです
ポジション調整できるようバックレストは角度調整式を採用しました

バックレストはソフトレザー調を選択してあります
メッシュタイプのオーダーが殆どですが、こちらの素材も選択可能です
レザー(黒/赤/青)・ソフトレザーの4種類と選択肢がたくさん!
脇にはOX製の体幹パッドを取付け、身体が左右に振られるのを防ぎます

ベルト類は高級PELVI.LOCのラチェットベルト3種盛り合わせ
腰:ペルビスベルト(アクティブ)膝:ダブル(分割しました)
膝部は上側と前側が一体になっているダブルを購入しましたが、
位置が上手く合わなかったので現場で分解して各々独立型にしました

納車後、ご本人と担当のコーチから「動ける範囲が広くなった!」と喜びの声が聞けたのでフィッティングが上手く行ったようで良かったです。

現在オフシーズンなので、テニス車の製作依頼が沢山(大げさ)来ており有難いです!

車いす席 日比谷野外大音楽堂編

ちょいと前のライブネタになりますが、日比谷野音へ寒中ライブ観戦に行ってきました。

今回のアーティストはいつものGacharicSpin
野音の改修前に観戦できる、ある意味最後の野音ライブ

野音は何度か行ってるので、着座位置などは把握していますが、オールスタンディングのLIVEだと車いすでは観にくい。毎回、観やすい位置に移動させてもらっています。
これまでの野音の様子は【こちら

今回もいつもの定位置での観戦だと思って現地に到着。スタッフの方とお話しをしていたら、今回はヤベー場所に案内してくれるとのこと。
行く前に期待していて裏切られるとガッカリしますが、逆だったのでテンションMAX🤩

最後列での観戦だと思ってたのに、こんな神席に案内されてBAKUBAKUです↗↗↗
角度はついてますが、かえってこのアングルだとメンバー全員見渡せるので最高

GacharicSpinの大きな会場でのライブはいつも車いす客が数人居るのですが、今回は自分だけ。
前回の【渋公ライブ】で書いた通り、車いすではステージが全然見えなかったので、他の車いす観戦の人たちは嫌気がさして来なくなったのでは?なんかそんな気がしてたんです。
折角アーティストが頑張って活動して集客しているのに、運営側の配慮が無いと、こういう結果になってしまうので残念で仕方ありません。
アーティスト側は何も悪くはないのに、アーティストのせいにしてしまうのは必至ですから。

最後列観戦用に乗ってきた「立てる車いすRiseActive」は、この場所でも大活躍↑

座って観てるとこの視界ですが

立つとこんな感じで横の知人と目線が変わらない
座ったままでも充分観戦できるけど、カメラマンとかが邪魔になります
なので、ここでも立てると最高の視界をGET♬

最高の位置で、ライブ内容も激アツで、満喫しまくりました。
最後の野音での観戦、終わり良ければ総て良し!生まれ変わる野音は、どんな景色になるんでしょうかね!?

毎回進化する彼女達のパフォーマンスは本当に凄い
この日は極寒でしたが、ライブ中は寒さを感じないほど素晴らしい内容♬
色々なバンドを観てきましたが、このバンドのライブのクオリティーはピカイチ
演奏・コーラス・トーク・音響等々、全て満点

高校生の頃からオッサンになるまで、永い間この形態での野音を楽しませてもらいありがトモゾー🎸