今回ご紹介する車いすは、前回に引き続きマイ車いすになりますが、スタンディング可能なMIKI FORCE製【RiseActive】
サイドフレームに付いている赤と青の任天堂スイッチみたいなレバーでスタンディングの操作をします。
やり方は今回は割愛して、改造点や使い方を紹介して行きます。
膝をしっかり留める金具付のベルトと胸部を留めるベルトが付属しています。
一番立った状態でも、少し後方に傾いているのでベルトをガチガチに留めなくても大丈夫でした。ちなみに自分は体幹は結構フニャフニャです。
他の状態の悪い方にも乗ってもらいましたが、同じ意見でした。
ベルトレスを推奨するわけではないので、キチンと胸ベルトは付けましょう!
さて、今回このRiseActiveを新調したのは、ライブハウスに行っても埋もれないようにする為です。
一般の大きな会場のLIVEは車いすに座ったままで観やすいようなエリアを用意してくれますが(中には全然観られない所もありました。そういう時にもこのマシーンは有効ですね)、ライブハウスだと最前列の端っことかにしてくれればOKですが、それ以外はNG。
その為、この車いすで行って立ってしまえば解決だ!と思い購入に至りました。
2年前のHCRで試乗させてもらい、性能は把握していたので即購入、と行きたいところですが、MIKIさんとの契約が無い。
ということで、これを機にMIKIさんと契約しました。
今までFORCEの問合せがあると、お断りをしていましたが今後は橋輪で応対可能となりました。
それでは、実際のインプレを
一番立ち上がった状態で膝は少し屈曲しています。
これがとても気に入りました。膝が真っすぐになると痙性が爆発して足が何処かに行っちゃうので、少し曲がった状態だと大人しく立つことができます。
このスタンディング車いす、もちろん自宅でも高い所の物を取ったりする時にも大活躍しております。
実は昔、他のメーカーのスタンディング車いすを持っていましたが、使いづらくて更に見た目も格好悪かったので購入して直ぐに譲ってしまいました。
しかし、このRiseActiveなら、見た目も普通のアクティブ系車いすだし使い勝手も良いので満足しております。
しばらく使っていて、アームレストの長さがどうにも気になってました。
立った時に、その長さが必要かどうか検証しましたが、自分的には無用の長物。
現在も少しずつ使いやすいように改良しているので、また後日案内します。
最後に余談ですが、
既に、このRiseActiveを注文される方が数人居て好評です。
先日のライブ会場でも現地で知り合いになった車いすの方にちゃっかり営業して来ました。今後、流行らせていきたと思います。