ポルトガルで開催される車いすテニスのワールドチームカップ(国別対抗戦)のジュニアクラスに選出された選手のマシーンに必勝セッティングを施しました。
今回のメニューはフレーム合成アップと軽量化。
もう既にフットレスト溶接や関節部固定などは済ませておりますが、最終仕上げです。
ここは松永製作所の秘密基地。橋輪から近いので、こういう作業の時は大変助かります。この日は1日中滞在で3人のユーザーさんのマシーンセッティングや採寸打合せなどをやってました。
お次はタイヤ交換
交換したキャスターフォークも計量しましょう!
数値だけ見ると大したことのないように感じるかもしれませんが、この部品でこれだけ軽量化するのは大変なことなのです!
お後は、ベルトを取り付けたりその他微調整をして送り出しました。
我々はセッティング後に必ず感想を聞いたりレポートを書いてもらいます。
というのも、オーナー本人が調整による長所&短所を分かっていないと今後のセッティングのスキルアップにつながらないので。そしてメカニックの我々もフィードバックの積み重ねでお勉強になります!(「分からない」と言われて終わっちゃうケースも有りますが…)
調整翌日、直ぐに具体的な内容を書いたレポートが届きまして、中々調子が良いようで方向性は間違っていなかったようです。
ジュニアに選ばれた3人のうち2人が橋輪で作ってくれた選手でとても嬉しいです‼
さぁ、本番、みんな頑張ってきてねぇ~