先日の【CARBO LIFE】ハンドリムネタの続編です。
今回の特集はゲッコ
断面が三角形っぽい形状で親指が当たる部分がシリコンになっているタイプです。
このゲッコをOXのTT-3ホイールに装着してみました。
TT-3用のハンドリムはアフターパーツが殆ど無かったので朗報です!
OXの設定でリム間5mmの場合↓
ホイールリムからハンドリム外側までは約22㎜。
リム間10㎜ならハンドリム外側まで約27㎜ということになります。
それでは外したTT-3のハンドリムの重さを量ってみましょう。
414グラム。このハンドリムはパウダーコーティング仕上げなので通常よりは若干増量されてます。
まぁ目安として。
これから装着するゲッコを計量すると↓
659グラム。
プラス250グラムくらいなので、両側を交換すると全体でプラス500グラムになります。
ゲッコを装着する際に取付けを確認したところ、スペーサー無しで直付けできそうだったので、
片側はスペーサーを外して取り付け、もう片側は5mm用のスペーサーを挟んで取付けしてみました。
↑ 直付けするとこんな感じになります。
ハンドリムの出っ張り具合ですが。
直付けの場合↓
約21㎜なので、元のTT-3用ハンドリムのリム間5mmの時と同じくらいになります。
ですので、5mm用のスペーサーを付けると必然的に
約26㎜になります。
片側直付け、反対側5mm用スペーサー介入の状態で10日間くらい使用してみました。
プッシュに関しては直付けの方がチョイ勝ち。(脇が締められる分、力が入れやすい)
ブレーキ掛ける時はスペーサー付きの方がチョイ勝ち。(気にならない程度ですが爪が若干ホイールに干渉する)
…というのが個人的な感想です。
なので、どっちてもいいと思います!
全幅を狭めたいなら直付けにしてしまいましょう!
はっきり言って、このゲッコは超イイです◎
出だし、上り坂、段差超え等の際、親指に絡みつくシリコンと下側の4本指が形状に沿ってグリップできるので、力を入れるのがスムーズ。
かなり非力になってしまった自分は、より一層この違いを感じることができました。
下り坂や急なブレーキの時も親指は全然熱くはありません。
ストップの際に親指は殆ど使わないし、もし気になってもシリコンから外側にずらしてあげればOK!
これはハンドリムの形状に恩恵を受けてますね!
通常の丸パイプの場合は、人差し指から小指までの4本は指先がメインになるので、握る力が足りずにどうしても親指を押し付けなければならないんです。
ゲッコの場合、4本の指がきちんとハンドリムを包み込めるので、親指に頼らなくても十分な握る力を捻出できてしまいます。
こんなカラクリとなってます。
今までは車いすのポケットに常時入れっぱなしのグローブを頻繁に使ってましたが、このゲッコに交換してからあまり使わなくなってしまいました。
非力な人や楽したい人におススメしたい一品です。
デメリットは重量が少し重くなることですね。
TT-3の場合、両側で約500グラム増量です。
実は、もう少し軽いゲッコSも注文してあるので、入荷したらそちらも紹介したいと思います。
【SPINERGY】や【STRADA】用のハンドリムカーブLも装着済みなので次回はそちらを紹介します。